転職先を探すとき、最初に転職・求人サイトを利用する人も多いでしょう。
希望する職種や勤務地、給与などの条件を設定して検索し、気になる求人を比較していくのが一般的な使い方です。
しかし、求人情報から確認できるのは募集条件だけではありません。
仕事内容や事業内容、会社の特徴、求められているスキルなどにも目を向けると、「この会社ではどのような仕事ができるのか」「自分の経験を活かせそうか」といった企業研究にも活用できます。
今回は、株式会社カイテクノロジーをひとつの例として、転職・求人サイトから会社を見るときのポイントを考えてみます。
求人情報では仕事内容を具体的に確認する
求人を見つけたら、まず確認したいのが仕事内容です。
同じ職種名でも、実際に担当する業務は会社によって異なります。
たとえばエンジニアの場合、「システムエンジニア」「インフラエンジニア」といった職種名だけでは、具体的にどのような仕事を担当するのかまでは分かりません。
開発を担当するのか、設計から携わるのか、運用・保守が中心なのか。使用する技術や担当する工程なども求人によって違います。
そのため、職種名だけで自分に合う・合わないを判断せず、仕事内容の説明まで確認することが大切です。
現在持っている経験を活かせる仕事なのか、新しい経験を積める環境なのかという視点でも見てみましょう。
募集職種から会社の仕事を見てみる
ひとつの求人だけではなく、同じ会社がどのような職種を募集しているのかを見る方法もあります。
複数の求人を確認すると、その会社がどのような人材を必要としているのかを知る手がかりになります。
たとえばエンジニアを募集している企業でも、アプリケーション開発だけを募集している場合もあれば、インフラやセキュリティなど複数の分野で募集している場合もあります。
いち募集だけを見るよりも、会社単位で求人を確認することで、その会社にどのような仕事があるのかを把握しやすくなります。
気になる求人を見つけたら、その会社が出しているほかの募集にも目を通してみるとよいでしょう。
会社の事業内容と求人を一緒に見る
仕事内容を理解するうえでは、会社が何を事業としているのかを知ることも重要です。
求人には具体的な業務が書かれていても、その仕事が会社全体の中でどのような位置付けなのかは、求人だけを個別に見ていると分かりにくいことがあります。
そこで確認したいのが事業内容です。
システム開発を行う会社なのか、自社サービスを提供している会社なのか、顧客企業のプロジェクトを支援している会社なのか。
同じIT企業でも、事業の形によって仕事の内容や関わり方には違いがあります。
求人に掲載されている仕事内容と会社全体の事業をあわせて確認すると、入社後にどのような仕事に携わる可能性があるのかをイメージしやすくなります。
「何の仕事を募集しているか」と「会社として何をしているか」を別々に考えず、両方を見ることが企業研究のポイントです。
必要なスキル・経験から自分との接点を考える
求人情報には、応募者に求める経験やスキルが掲載されています。
これは応募条件を満たしているか確認するためだけの情報ではありません。
自分がこれまで経験してきた仕事と照らし合わせることで、「どの経験を活かせそうか」「今後どのようなスキルが必要になりそうか」を考える材料にもなります。
特にIT関連の仕事では、使用するプログラミング言語やクラウドサービス、開発環境などが求人によって異なる場合があります。
自分が経験してきた技術が求められているのか、それとも新しい分野へ挑戦する求人なのかを確認してみましょう。
また、「必須」とされている経験と「歓迎」とされている経験を分けて見ることもポイントです。
すべての項目に当てはまるかだけではなく、企業が特に何を求めているのかを読み取る材料になります。
求人を見ることは、企業を知るだけでなく、自分自身の経験を整理する機会にもなります。
株式会社カイテクノロジーの求人・企業情報を見てみる
実際に企業研究をするときは、一つひとつの求人だけでなく、会社単位で情報を確認できるページも役立ちます。
転職・求人サイトの企業ページには、募集中の求人に加えて、会社の事業内容や特徴などがまとめられている場合があります。
たとえば、株式会社カイテクノロジーの求人・企業情報は、ITエンジニア向け転職サービス「レバテックダイレクト」の企業ページで確認できます。
同ページでは会社に関する情報とともに複数の求人が掲載されているため、「どのような会社なのか」と「現在どのような人材を募集しているのか」をあわせて見ることができます。
気になる求人を見つけたときは、その求人だけを見るのではなく、企業ページまで確認してみると会社について理解する材料を増やせます。
給与や勤務地などの条件も忘れずに確認する
企業について詳しく調べることは大切ですが、もちろん求人条件の確認も欠かせません。
給与、勤務地、勤務時間、休日など、自分が転職先に求める条件を整理したうえで求人を見る必要があります。
重要なのは、「条件」と「仕事内容・会社」のどちらか一方だけで考えないことです。
希望する条件に合っていても、仕事内容が自分の希望と大きく異なれば、入社後にミスマッチを感じる可能性があります。
反対に、興味のある事業を行っている会社でも、勤務地や勤務形態などが自分の希望と合わないこともあります。
最初に「絶対に譲れない条件」と「できれば満たしたい条件」を整理しておくと、複数の求人を比較するときにも判断しやすくなります。
求人条件、仕事内容、会社の事業などを組み合わせながら、自分に合う転職先かどうかを考えていきましょう。
求人情報を企業研究にも活用しよう
転職・求人サイトは、単に求人を検索して応募先を見つけるためだけのものではありません。
仕事内容、必要な経験・スキル、事業内容、会社の特徴、ほかの募集職種など、見方を少し広げることで企業研究にも活用できます。
気になる求人を見つけたら、その求人だけで判断せず、同じ会社のほかの求人や企業情報にも目を向けてみましょう。
今回取り上げた株式会社カイテクノロジーのように、企業情報と複数の求人をまとめて確認できるページであれば、「どのような会社なのか」と「どのような仕事を募集しているのか」をあわせて見ることができます。
そして、集めた情報を「自分はどのような仕事をしたいのか」「これまでの経験をどう活かしたいのか」という希望と照らし合わせることも大切です。
求人情報を入口として、仕事内容、募集職種、事業内容、求められるスキルなどへ見る範囲を広げていく。
そうすることで、応募する前に転職先について考える材料を増やすことができます。
条件だけを比較するのではなく、「そこでどんな仕事をするのか」「どんな会社で働くのか」まで確認しながら、自分に合った転職先を探していきましょう。
